ガソリンエンジンの排気量について

Question

初めまして、多希と申します。

タイトルの通り、ガソリンエンジンの排気量について、
かなり昔から疑問に思っていたことです。

私は、昔から内燃機関としての「小型エンジン」に興味があり、
いろいろなエンジンと関わってきました。

しかし小型エンジンと呼ばれる物は、大抵がアルコールを燃料とした
模型用エンジンです。
これらは、排気量わずかに１cc未満という驚くほど小さいエンジンが存在します。

しかし、電子点火システムを持つガソリンエンジンでは、
どこを探しても排気量２０ccを下回る容量のエンジンは有りませんでした。
これは、一体どうしてなのでしょうか？

電子点火システムを持つガソリンエンジンには、
点火に必要な圧縮比や電子点火のために最低限必要な容量と言った
どうしてもそれ以下の排気量に出来ない理由が有るのでしょうか？

わかる方がいらっしゃいましたら是非とも回答をお願いします。

Accepted Answer

ガソリンの燃え方に原因があるのです。ガソリンはアルコールに比べて燃え方が遅いのです。大きなエンジンは燃え方が遅い方が力が出ます。シリンダーヘッドを最後まで押すことが出来るからでハイオクなどの燃料はレギュラーに比べ遅く燃えるのです。１００００ｒｐｍ以下ではその方が力が出しやすいのです。レーシングカーの世界でもアルコールを燃料としたものがありますが馬力はガソリンよりも落ちます。小さいエンジンはトルクより回転馬力で力を出そうとします。回転数を１００００ｒｐｍ以上に上げ減速機などでトルクを稼ぎます。飛行機などはそのまま使用することもありますが･･･つまり早く燃えた方が都合がよくガソリンを使用して回転が上がらない力の無いエンジンを作っても意味が無いのです。御参考までに

お礼

0002/11/30 00:00

ご回答ありがとうございます。
ガソリンエンジンでは、ガソリンの燃える速度の関係から、
あまり容量が小さいと実用的なトルクを取り出せない・・・
そんな理由があったのですね。
そうすると、あまり小さな排気量のエンジンは作っても実用的なトルクも
回転数も稼げないので、作られないと言うことなんでしょうね。
勉強になりました、ありがとうございました。

質問者

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Answer

その後どうなったのでしょうか？ 
問題が解決したなら締め切りませんか？ 
それと結果を教えていただけると助かります。

Answer

多希さん　こんにちは　
おもっきり雑学的な返答ですいません。
１０年ぐらい前に鈴鹿サーキットで行われたエコラン（１?で何キロ走れるか）にて特別賞か技術賞をもらった車が、排気量４９ｃｃＤＯＨＣ１６バルブ４気筒エンジンでした
１気筒当たり１２ｃｃちょっとです。
よって『どこを探しても排気量２０cc…』とゆうのは、技術的よりコスト的に無いものと思われます。
エンジンが小さくなっても電装系はあまり小さくなりません　またアルコール２サイクルエンジンでは点火用のコイル、タイミング装置、その電源が要りません、ラジコンに求められるのは、軽くて小さいいエンジンですよって大掛かりな物は　いらない＞売れない＞作らない＞世の中に無い。
といった理由からだと思います。

ガソリンエンジンの排気量についての疑問