このQ&Aは役に立ちましたか?
負論理を使う理由
2023/10/12 16:36
- 正論理と負論理は、論理的にはどちらでも大きな違いはないが、実際の電気回路的にはそれぞれ特長があるので、状況に応じて使い分けられている。
- 負論理は電気回路の中では、電圧が低い状態を表す。これに対して正論理は電圧が高い状態を表す。
- 電気回路では、負論理の方が利点があることもある。例えば、低電圧での電力消費が少ないため、エネルギー効率が高くなる。また、負論理を用いると、論理演算をシンプルに表現できる。
負論理を使う理由
2001/07/18 13:27
負論理を使用する理由は何なのでしょうか?
「正論理と負論理は、論理的にはどちらでも大きな違いはないが、実際の電気回路的にはそれぞれ特長があるので、状況に応じて使い分けられている」
自分で調べたところ上記のところまでは理解できたのですが、「電気的にそれぞれ特徴がある」というところが今ひとつわかりません。具体的にどのような特徴および利点があるのか、分かる人がいましたらお願い致します。
質問者が選んだベストアンサー
論理学的には単なる反転ですが実際の「電気回路」ではすべてが
電源に対して対称ではありません。
御質問は多分IC関係での事だと思いますので限定してお話します。
例えばゲートの入力、出力共に電気回路としてはトランジスタなど
非対称です。
電圧とともに電流も流れますのでこれも吸い込み、吐き出し共
非対称です。
つまり論理が「0」から「1」になるのと「1」から「0」になるのに
なんら「差」が無いのにたいして電気回路では「0V」から
「5V」(例えば)になるのと「5V」から「0V」になるのでは
電気的に「差」があるのです。
すなはち「負荷」は出力端子と電源の「0V」
との間に繋がれているので電流供給能力等に差が出来ます。
またトランジスタ1段で反転ゲートが作れるので多用されるとか
オープンコレクタでANDとか回路の特徴を生かした使い方も出来ます。
その外にも交流的な問題などもあり軽く1冊本が書けてしまいますので
トランジスタ回路やIC関係の本やハンドブックなど参考にして下さい。
PS)
差し出がましいのですが、「yoc」様の
車のアースに関する意見には少々疑問があります。
いかがでしょうか?
このQ&Aは役に立ちましたか?
この質問は投稿から一年以上経過しています。
解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。
その他の回答 (4件中 1~4件目)
負論理が有利な場面としては、I/Oなど外部との信号のやり取りの場合ですね。
正論理よりもノイズに強いからです。
正論理は待機状態がLですからそこへノイズが乗れば信号かノイズかは
判断しにくくなります。
また、正論理は、データ線やアドレス線などに
負論理はチップイネーブルやIRQなどに使われていますが
この辺はICの構造で決まってくる要素も大きいですね。
お礼
0002/11/30 00:00
plusさんどうもありがとうございました。具体的なイメージがわき、とても参考になりました。
『差し出がましいのですが、「yoc」様の 車のアースに関する意見には少々疑問があります。いかがでしょうか?』余計なことでした?すいませんでした。m(_ _)m
使い分けがハッキリしているものに『自動車』があります。
ボディーはアースつまり-側です。
これが逆でしたらどうでしょう?
車に触れることさえ危険です。
特徴ですが
・電圧は遠くなれば下がってしまいます。
+側は下がりますが-側はそれより下がることはありません。
・リレーなどで開閉する場合には+側より-側の方が火花が飛ばないた め接点が長持ちします。
他にもあるでしょう。
どのようなところでどのように使用されているのか?調べ確認した方が分かり易いと思いますよ。ご参考までに
お礼
0002/11/30 00:00
yocさんどうもありがとうございました。今回の負論理の使用目的は、HDLによる回路設計のセット、リセット信号の表現でした。質問内容の不足がありました。
ですが、ありがとうございました。
お礼
0002/11/30 00:00
ceuserさんどうもありがとうございました。電気的差に関しての論理式の意味と、今後の勉強の方向性がつかめました。細かな内容に関しては、ご指摘のようにトランジスタ関係の本を参考にしたいと思います。