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締切済み

ステンの材質について(素人です)

2000/10/06 11:04

とても基本的なことで申し訳ありません。
オーステナイト系ステンレスとはどういうものでしょうか。
またSUS303とSUS304はそれに該当するのでしょうか。
SUS303とSUS304の違いは何でしょうか?
(SUS303の方が切削性が良いと聞いていますが、他に違いはありますでしょうか。)
本当に素人の質問ですみませんが、畑違いの人間なので、ご容赦ください。

回答 (3件中 1~3件目)

2000/10/07 03:36
回答No.3

ステンレス鋼について少し・・・

 ステンレス鋼は大きく分けて以下に呼ばれるものに分けられます。
 1.フェライト系ステンレス--低炭素で約15%以上のクロムを含んでいる。フェライト相1相のため硬化しない。加工性、溶接性良好。耐食性がよい。(オーステナイト系ステンレスの欠点である応力腐食割れがない)
 2.マルテンサイト系ステンレス--0.1%以上の炭素と1214%のCrを含んでいる。熱処理により硬化させることが出来る。刃物等に使用できるが、耐食性は他と比べると劣る。
 3.オーステナイト系ステンレス--18-8ステンレスを代表とする鋼。耐食性、加工性良好。(一般にフェライト系より優れている。)ただし粒界腐食をおこす。応力が残っていて(加工硬化していると応力が残っている)、塩素イオンやポリチオン酸などを含む環境にさらされると脆性破壊を生じる。(応力腐食割れ)このよう場合は応力除去処理(熱処理)をおこなってやる必要がある。
 加工硬化もするためにそれを利用して硬化させて使用することもある。
 4.他--析出硬化系ステンレス、オーステナイト・フェライト系ステンレスがある。

以上、わかりにくい文章ですが、参考になれば幸いです。

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2000/10/06 20:45
回答No.2

毎度。続きです。
SUS303とSUS304ではどちらが錆びやすいかと言えば、SUS303の方がやや錆びやすいです。
なぜ。。。
C(炭素)がやや多い為です。炭素が多いとそれだけ錆びやすくなります。
変色の事は申し訳ないが解りません。
もう一つ、SUSの意味を教えます。
S(Steel)U(Special Use)S(Stainless)です。ステンレスとは錆びない鋼では無く、錆びにくい鋼なのです。

2000/10/06 13:32
回答No.1

毎度。
・Cr(クロム)とNi(ニッケル)を主成分としている。
・焼入れ硬化はしない。(被削性は悪い)
・基本組成がCr18%、Ni8%である事から18-8系ステンレスと呼ばれる。(フォークやナイフに刻印されている)
・加工硬化性が高い(加工した時に加工面が更に硬くなる事)
SUS303とSUS304の違い
被削性指数がSUS303の方が高く削りやすいです。
硫黄快削鋼B1112を100とすると、SUS303は約60、SUS304は約40です。
その他
加工する時はすくい角の角度が大きいものを選択する。また、工具材料はステンレスと反応しないものを選択する。
では。。。

補足

0002/11/30 00:00

回答有難うございます。細かく回答頂き感謝です。
もう少し教えていただければ、ありがたいのですが、
SUS303とSUS304では
さびや変色などの違いはありますでしょうか。
たびたびすみませんが、お願いします。

質問者

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